心拍が止まる原因とは?

心拍が止まるのは、洞房結節(SAノード)からの電気信号が途絶えるためです。SAノードは心臓のリズムを開始・調整する役割を担っています。電気系統が乱れると心筋が収縮できず、血液を送り出すことができなくなり、心停止に至ります。

心拍が止まる主な原因

1. 心筋梗塞

血栓が酸素豊富な血液を心臓へ供給する動脈を閉塞すると、酸素不足により心筋が損傷し、不整脈や突然の心停止を引き起こすことがあります。

2. 不整脈

心臓の電気信号が異常になると、速い心拍(頻脈)や遅い心拍(徐脈)となり、重度の場合は心拍が止まります。

3. 心筋症

心筋が拡大・肥厚・瘢痕化する病気で、心不全を招き、最終的に心停止に至ることがあります。

4. 先天性心疾患

生まれつき心臓の構造に異常があると、正常な拍動が妨げられ、心停止のリスクが高まります。

5. 感電

電流が心臓に流れると、正常な電気信号が乱れ、心拍が止まることがあります。

6. 薬物過剰摂取

特定の薬剤や違法薬物の過剰摂取は、心臓の電気活動を抑制し、心停止を引き起こすことがあります。

7. 重篤な感染症

敗血症などの重度感染は血圧を急激に低下させ、心停止に至ることがあります。

8. アナフィラキシー

重度のアレルギー反応は血圧を急激に下げ、心停止を招くことがあります。

9. 重度の外傷

心臓やその周囲への強い外傷は、直接的に心拍を止める原因となります。

10. 低体温症

極端に体温が低下すると心拍数が徐々に遅くなり、最終的に心停止に至ります。

対処と救命

心停止は緊急医療です。疑いがある場合はすぐに救急サービス(日本では119)に連絡し、訓練を受けているなら心肺蘇生法(CPR)を開始してください。

心臓病 - 関連記事