胃酸を抑える薬の種類と使用法

市販薬(OTC)

  • 制酸剤は胃の酸を中和し、胸焼けが始まったときにすぐに効果が現れます。マグネシウムやアルミニウムを主成分とするものが多く、Tums、Rolaids、ペプトビスモル、Alka‑Seltzer、Mylanta などがスーパーやドラッグストアで手に入ります。

  • H2ブロッカーの一部は市販されています。制酸剤ほど即効性はありませんが、胃酸の分泌を抑えることで長時間効果が続きます。Zantac、Tagamet、Axid、Pepcid などが市販薬として販売されています。

  • プロトンポンプ阻害薬(PPI)は胃酸の生成を根本的に抑えます。効果が出るまで数日かかりますので、週に2回以上胸焼けが続く慢性的な症状に使用します。代表的な市販PPIは Prilosec OTC です。

  • 市販薬を使用する前に必ず医師に相談し、服用中に中等度以上の副作用が現れた場合はすぐに医師へ報告してください。

処方薬

  • 中等度から重度の逆流性食道炎(GERD)や胸焼けには、処方される H2ブロッカーやプロトンポンプ阻害薬が有効です。処方 H2ブロッカーは Pepcid、Tagamet、Zantac などがあり、胃・腸の潰瘍治療や再発防止、食道への酸による損傷の予防にも使われます。

  • 処方 PPI には Nexium、Prevacid、Prilosec、Protonix などがあり、胃酸の分泌を強力に抑えて逆流性食道炎や胃の炎症を改善します。

  • 医師には胸焼けの頻度・時間帯・症状の詳細を正確に伝え、最適な薬を処方してもらいましょう。処方薬は指示通りに服用し、副作用が出たらすぐに医師へ報告してください。また、他に服用している市販薬やサプリも必ず伝え、薬剤相互作用を防ぎます。

胸やけ・GERD - 関連記事