胸焼けに悩む人はどれくらいいるのか?
胸焼けに悩む人は?
米国消化器学会の調査によると、米国人の約40%が月に1回以上胸焼けを経験し、妊娠後期の妊婦の約50%が胸焼けに悩んでいます。胸焼けは食事の不摂生だけでなく、食道の筋肉弁が緩むなどの身体的要因でも起こります。
症状
胸の下部に燃えるような感覚があり、特に横になると強くなるのが胸焼けの典型的なサインです。咳や突然の声のかすれも伴うことがあります。週に2回以上続く場合は医師の診察を受けましょう。頻繁な胸焼けは逆流性食道炎(GERD)の可能性があります。
逆流性食道炎(GERD)とは
食道は口と胃をつなぐ筋肉の管で、食べ物を胃へ送ります。胃の内容物が食道へ逆流しないように「下部食道括約筋」が働きますが、この機能が低下すると胃酸が食道に流れ込み、胸焼けが頻発します。これが慢性的に続く状態が逆流性食道炎(GERD)です。
注意点
GERDを放置すると、胃酸が食道の粘膜を傷つけ、食道炎や潰瘍、最悪の場合は食道がんへと進行する恐れがあります。胃は酸に耐える構造ですが、食道は保護が弱いためです。
胸焼けと心筋梗塞の違い
胸焼けと心筋梗塞はどちらも胸部の痛みを伴いますが、見分け方があります。胸焼けは食後や前かがみ、横になったときに燃えるような痛みが現れ、上腹部から背中にかけて広がり、口の中が酸っぱい味がします。一方、心筋梗塞は突然の締め付け感や圧迫感が胸の中心に起こり、左腕・背中・顎・肩へ放散します。疑わしい場合はすぐに医療機関を受診してください。
