赤ちゃんの胃酸逆流対策

授乳方法

  • 赤ちゃんは一度に大量に飲むと逆流しやすくなるため、長時間の授乳よりも短時間で頻回に与える方が効果的です。また、授乳中は赤ちゃんを座位に近い姿勢で抱き、背中を支えておくと胃内容物が下がりやすくなります。授乳の合間にこまめにげっぷをさせることでガスを抜き、逆流症状を和らげることができます。

    母乳の場合は、医師の指示があれば母親の食事内容を見直すことがあります。ミルクを使用している場合は、メーカーやタイプを変えるだけで症状が改善することがあります。

医療的治療オプション

  • 症状が強く、赤ちゃんが大きな不快感を示す場合は、医師が成人用の胃酸抑制薬(例:ザンタック、プリロセック)を低用量で処方することがあります。また、カロリーの高い特殊栄養食や、必要に応じて経管栄養が検討されることもあります。

    稀に、食道の括約筋を強化する手術が行われることがあります。この手術は食道の一部を縫い固め、胃酸が食道に逆流しにくくするものです。ただし、手術はリスクが高く、体重減少や成長阻害など重篤なケースに限定されます。

その他の対策

  • 哺乳瓶を使用する場合は、乳首の穴の大きさを確認しましょう。穴が大きすぎると一度に多量のミルクを飲み込み、逆流を悪化させます。逆に小さすぎると空気を多く吸い込み、げっぷが出にくくなります。

    医師はミルクの濃度を上げることに慎重ですが、実際に効果を実感している母親もいます。米のシリアルを小さじ1〜大さじ1程度加えると、ミルクが濃くなり満腹感が長く続き、胃にとどまりやすくなるとされています。

胸やけ・GERD - 関連記事