孤立性収縮期高血圧の管理方法
はじめに
2003年1月号のJournal of Human Hypertensionの横断調査結果によると、孤立性収縮期高血圧(ISH)は高齢者に多く見られるものの、拡張期高血圧に比べて治療が遅れがちです。ISHは心筋梗塞、脳卒中、腎不全のリスクを高めますが、生活習慣の見直しで収縮期血圧(上の数値)を効果的に下げることができます。
生活習慣の改善ポイント
1. 塩分摂取を減らす
米国国立心肺血液研究所によれば、ほとんどの米国人は必要以上の塩分を摂取しています。1日小さじ1杯以下が目安ですが、高血圧の方はさらに減らすべきです。缶詰よりも新鮮または冷凍野菜を選び、加工食品やインスタント食品の摂取を控え、低ナトリウムまたは無塩の製品を選びましょう。
2. 運動量を増やす
メイヨークリニックの情報によると、定期的な運動は収縮期血圧を5〜10mmHg下げ、心臓の健康を改善します。週3回、15〜30分の有酸素運動が推奨されます。ウォーキング、サイクリング、エリプティカル、スイミングなど、負荷の少ない運動は高齢者にも安全です。
3. 体重管理と低脂肪食
新鮮な果物や野菜を中心に、カフェインとアルコールの摂取を控えましょう。女性は1日1杯、男性は2杯までの飲酒が目安です。ただし、アルコールが血圧を上昇させる人は完全に控えることが重要です。
4. 禁煙
タバコのニコチンは血管を収縮させ、心拍数を上げ、一時的に血圧を上昇させます。禁煙は血圧管理に不可欠です。
5. ストレス緩和と十分な睡眠
ストレスや不安は血圧上昇の要因となります。深呼吸やヨガ、軽いストレッチでリラックスし、十分な睡眠を確保しましょう。過度の飲酒や不健康な食習慣、運動不足は血圧を上げる原因です。
