高血圧の診断方法
血圧は1日の間に変動しやすく、運動・姿勢・温度・食事・ストレス・薬剤・感情など様々な要因が影響します。そのため、高血圧は症状がほとんどなく「サイレント・ディジーズ」と呼ばれることもあります。放置すると脳卒中や心筋梗塞、腎不全、失明、動脈硬化など深刻な合併症につながります。ここでは、血圧を定期的に測定し、適切に記録する方法をご紹介します。
必要なもの
- 血圧計(上腕式または手首式)
診断手順
- 1. 医療機関で測定
まずは医師のもとで血圧を測定し、数値が高めであれば心臓疾患の有無も確認してもらいましょう。
- 2. 測定前の準備
測定の30分前は食事、喫煙、薬の服用、激しい運動を避けます。これらは一時的に血圧を上昇させ、誤診の原因になります。
- 3. 自宅で測定し記録
自宅で血圧を測り、測定時の食事・運動・気分・ストレス状態を日誌に残します。
- 4. 安静時の複数回測定
安静にした状態で、異なる時間帯に数回測定し、平均値を算出します。1回だけの高い数値で高血圧と判断しないことが重要です。
- 5. 家族歴・生活習慣の確認
医師に自分と家族の病歴を詳しく伝え、喫煙、糖尿病、コレステロールなどリスク要因を評価してもらいましょう。
- 6. 定期的な身体検査
年に1回は医師の診察を受け、心音や血管の雑音(ブルート)を聴診します。異常があれば更なる検査が必要です。
- 7. 脈拍の確認
腕や足首の脈拍が弱い・感じにくい場合も、高血圧のサインとなります。医師はこれも診断材料にします。
