LDHレベルが高いのは何を示すのか?
LDH(乳酸脱水素酵素)は体内でエネルギーを産生する酵素で、全身の組織に存在します。細胞が損傷すると血中のLDH濃度が上昇するため、血液検査で測定されます。
LDHレベルの検査方法
- 医師が指先、足趾、かかと、腕、または耳たぶから血液を採取します。
- 採取した血液は遠心分離機で血球と血清に分離し、血清中のLDH濃度を測定します。
- 検査前に中止すべき薬剤がある場合、医師の指示に従ってください。
LDH濃度が上昇した場合
- 正常範囲は通常100〜190 U/Lです。これを超えると細胞損傷が疑われ、追加検査が必要となります。
- LDH単独では特定の疾患は診断できませんが、何らかの異常があることを示す指標です。
LDH濃度が高いと関連する主な疾患
- 肺疾患、肝疾患、貧血、伝染性単核球症(モノ)、甲状腺機能低下症、心不全、脳卒中、特定のがんなど。
- 確定診断には他の血液検査や画像診断が必要です。
LDHで経過観察するケース
- リンパ腫の化学療法効果、筋ジストロフィー、HIV感染症、その他の疾患の治療経過を評価するために定期的に測定されます。
- 医師は測定結果をもとに治療方針を調整します。
