平衡めまいの治療法
原因
耳の内部には、液体が満たされた半規管があり、毛様受容体が頭部の動きを感知しています。また、耳石器官と呼ばれる部位には微小な結晶があり、身体の動きを感知します。これらの結晶が半規管に移動してしまうと、めまい(ヴァーティゴ)を引き起こします。
カナリス再定位治療(Canalith Repositioning Treatment)
この治療は診療所で行われ、入院は不要です。頭部をゆっくりとした簡単な動作で結晶を半規管から耳石器官へ戻すことを目的とします。
治療後の注意点
治療後数日は、仰向けに寝たり、治療した耳を肩より下に下げることは避けてください。必要に応じて再度カナリス再定位治療を行うことがありますが、医師が自宅で実施できる手順を指導します。
外科的治療
再定位治療が効果を示さない場合、外科手術が検討されます。手術では、めまいの原因となる内耳の一部を骨塞栓で遮断します。成功率は約90%です。
注意事項
外科手術は成功率が高いものの、5%未満の患者で長期的な難聴が生じることがあります。
