開腹結腸手術の回復

回復の流れ

手術後すぐに回復プロセスが始まります。開腹結腸手術は腹部に大きな切開を入れ、腸にアクセスするため、切開部位の痛みや不快感を和らげる薬が処方されます。切開部は瘢痕となり、治癒するまで清潔で乾燥したドレッシングを保つ必要があります。

この手術は大手術に分類され、麻酔が切れるまで回復室で観察されます。入院期間は腸の機能が回復するまでで、最長で1週間程度になることがあります。退院時には帰宅用の交通手段を確保し、2週間以内にフォローアップの診察が予約されます。

術後はまず腕の静脈から点滴で液体を補給し、続いて液体食へ移行します。4〜5日後には普通の食事に戻り、腸が回復すれば固形食も摂取可能です。

手術直後は体力が低下しますが、回復が進むにつれてエネルギーも回復します。結腸がん手術の全回復には1〜2か月かかり、腹筋のエクササイズや食物繊維を多く含む食事が推奨されます。もし開腹手術で人工肛門(コロストミー)や回腸ストーマ(イレオストミー)が作成された場合は、ストーマのケア方法やオステオミーバッグの交換方法を指導されます。

注意点

  • 術後に発熱や痛みの増悪が見られる場合は、切開部が赤く腫れ、排液がある、または熱感があるときはすぐに医師に連絡してください。
  • 医師の指示がない限り、下痢止めや下剤は使用しないでください。下痢や便秘、過剰なガスが出る場合は、バナナ、白米、アップルソースなどの消化に優しい食品を摂取し、問題を悪化させる食べ物は避けましょう。
  • 手術直後に重い物を持ち上げることは禁じられています。腹壁の筋肉が裂けるヘルニアのリスクがあるためです。

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