口腔カンジダ症(口の中の酵母感染症)の治療法

原因と症状

口腔カンジダ症(口の中の酵母感染症)は、Candida albicans が増殖して起こります。通常、口腔・消化管・皮膚には少量のカンジダが常在していますが、抗生物質、ステロイド、経口避妊薬などで常在菌のバランスが崩れると増殖し、症状が出ます。糖尿病、シェーグレン症候群(唾液分泌低下)、免疫不全(HIV/AIDS)、化学療法などもリスクです。乳幼児でも数週間以上続くと異常とみなされます。

主な症状は舌や口内の灼熱感・痛みで、白い斑点(カッテージチーズ様)ができ、こすれば出血します。嚥下困難を伴うこともあります。診断は医師が口内を観察し、必要に応じて病変部の綿棒で培養・顕微鏡検査を行います。

治療法

カンジダ症には抗真菌薬が主に用いられ、液体、トローチ、錠剤などの形で10〜14日間投与します。併せてプロバイオティクス(乳酸菌)を摂取すると効果的です。

ニスタチンは最も一般的な治療薬で、口腔内懸濁液として使用します。血流に吸収されず局所で作用し、口内をうがいして飲み込むことで真菌の細胞膜を破壊します。

ケトコナゾール系(ミセレックス、モニスタ、ニゾラル)や、ジフルカン、スポラノックスも有効ですが、費用が高くなることがあります。

代替療法として、グレープフルーツシードエキス、カプリシンティー、ブドウ種子油、ニンニク、ゲンチアニルビオレットなどが報告されています。

再発防止のための食事療法も重要です。精製炭水化物、砂糖、白い小麦粉、アルコール、乾燥・発酵食品、酵母やカビを含む食品は避けましょう。

歯ブラシは家庭用過酸化水素で定期的に滅菌し、再感染を防ぎます。治療が不十分だと再発しやすいため、指示された期間は必ず続けてください。

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