胃腸炎(胃インフルエンザ)の症状と治療法
胃腸炎とは
一般に「胃インフルエンザ」と呼ばれますが、実際のインフルエンザとは異なり、腸に感染するウイルスが原因の感染症です。感染力があり、ウイルスに曝露してから数時間~3〜6日で症状が現れます。
主な症状
嘔吐
嘔吐は最も頻繁に見られる症状のひとつで、単独で現れることも、下痢や腹痛と併発することもあります。
下痢
嘔吐と同様に、下痢も主要な症状です。単独でも、嘔吐と合わせて起こることが多いです。
吐き気・腹痛
多くのケースで吐き気や腹部の痛みが先行し、下痢や嘔吐に続いて現れますが、単独で出ることもあります。
インフルエンザ様症状
発熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛、寒気など、普通のインフルエンザと共通する症状があります。ただし、咳や鼻水といった呼吸器症状は現れません。
症状の持続期間
通常は1日から5日間続きますが、重症例ではそれ以上に長引くことがあります。
治療と対処法
胃腸炎を根本的に治す特効薬はありません。症状が自然に改善するまでの対症療法が中心です。
- 発熱や筋肉痛がある場合は、解熱鎮痛剤(例:アセトアミノフェン)を使用します。
- 脱水を防ぐために、少量ずつ頻繁に水分(経口補水液や薄めたジュース)を摂取します。
- 嘔吐や下痢が激しい場合、医師の診察を受け、必要に応じて点滴や抗ウイルス薬の検討を行います。
症状が2日以上続く、血便が出る、激しい腹痛がある、または高熱が続く場合は、速やかに医療機関を受診してください。
