ライム病の治療と改善、再発防止のポイント

ライム病はシカダニに刺されることで感染する疾患で、初期症状として円形の紅斑(紅斑性斑点)が現れます。感染が広がると筋緊張低下やこわばり、頭痛、鋭い痛みなど様々な症状が出ます。米国では毎年約2万人が罹患しています。

治療と改善

早期に抗生物質で治療すれば、ライム病は速やかに完治します。ドキシサイクリンやアモキシシリンなどの抗生剤を数週間経口投与することで感染は除去されます。治療後数か月は倦怠感や筋肉痛が続くことがありますが、徐々に回復します。

再発

診断が遅れたり治療が不十分だった場合、症状が再発することがあります。筋肉・関節痛、関節炎、睡眠障害、認知機能低下などが続くことがあります。頭痛、首のこり、発熱、軽度の顔面麻痺などが見られたら、医師に血液検査を依頼し、再発の有無を確認しましょう。

新たな感染

ニューヨーク医科大学のロバート・ナデルマン教授らの研究によれば、再発と感じる多くの患者は実は新たにダニに刺された可能性が高いことが分かっています。特に森林が多い地域に住む人は、再度ダニに刺されるリスクが高まります。

予防

ライム病の予防はダニに刺されないことが最も重要です。特に5月から7月のダニが活発な時期は、草むらや林の中を避け、長袖・長ズボンで身体を覆いましょう。ダニに刺されたと思ったらすぐに医師の診察を受けてください。

ダニの除去方法

細めのピンセットでダニの頭部近くをしっかり掴み、ゆっくり引き抜きます。取り除いたダニはトイレに流すか、密封できるビニール袋に入れ冷凍保存し、医師に持参すると検査が可能です。処理後は手を石鹸で洗い、刺された部位は消毒液で拭き取りましょう。

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