口腔カンジダ症(口内カンジダ)とは
口腔カンジダ症(口内カンジダ、別名:口腔トラッシュ)は、口内に白い斑点が現れる代表的な真菌感染症です。進行すると潰瘍ができることもあり、体内の酵母菌が増加した状態が原因とされています。予防から薬物治療、家庭でできる対処法まで、さまざまな治療オプションがあります。
口腔衛生
-
正しい歯磨きと定期的な歯科受診で、口腔内の真菌増殖を抑えます。年に1回は歯科医を受診し、早期に症状を発見できるようにしましょう。
義歯(入れ歯)を使用している方は、義歯に真菌が付着しやすいため、歯科医の指示に従い抗真菌薬で義歯を処理することが推奨されます。薬剤の種類・用量・使用期間は個人差があります。
抗真菌薬
-
医師や歯科医が処方する抗真菌薬で、口腔内の酵母菌レベルをコントロールします。処方薬は患者の既往歴や感染の重症度に応じて選択され、主な薬剤はニスタチン、ケトコナゾール、イトラコナゾール、フルコナゾール、クロルヘキシジン、アンホテリシンB、クロトリマゾールなどがあります。
薬剤の投与方法は剤形によって異なります。口腔内に塗布するタイプは痛みを和らげながら真菌を除去し、義歯や歯に直接作用する洗浄剤タイプもあります。詳しい薬剤情報はメリーランド大学医療センター(UMMC)の抗真菌薬データベースをご参照ください。
家庭療法
-
口角に真菌が見られる初期段階や軽度の場合は、家庭での対処が可能です。市販のうがい薬やハーブを使った洗口液が利用できます。メイヨークリニックは、1カップの水に小さじ1/2(約2.5 g)の塩を溶かした塩水でうがいすることを推奨しています。また、祖母の家庭療法としてハーブを組み合わせたレシピもあります。
