葉酸が強化された食品の主な供給源

葉酸(ビタミンB9)は、DNAやRNAの合成に欠かせないビタミンで、細胞分裂が活発に行われる時期に特に重要です。米国食品医薬品局(FDA)は1996年に、特定の食品に葉酸を強化することを義務付けました。1日の推奨摂取量は400 µgです。

シリアル

葉酸が高濃度に強化された朝食用シリアルの3/4カップで、1日の推奨量の100%を摂取できます。子ども向けのキャラクターシリアルは強化基準の最低限しか満たさず、糖分が多いものは葉酸含有量が1/4程度になることもありますが、一定の葉酸は含まれます。シリアルバーはほとんど葉酸が含まれていません。

パン

全粒粉のパンは自然に葉酸を含みますが、精製された小麦粉から作られる白パンやロール、バンズは葉酸が失われるため、FDAの強化対象となります。法律で定められた強化基準は、1ポンド当たり0.43〜1.4 mgの葉酸です。白パン1枚(約30 g)には約33〜38 µgの葉酸が含まれます。

パスタ・小麦粉製品

ほとんどのパスタは精製小麦粉で作られるため、葉酸が強化されています。クラッカー、クッキー、トルティーヤ、麺類などの白粉製品も同様です。卵麺1/2カップで約50 µg、白米1/2カップで約65 µg(推奨量の約15%)の葉酸が含まれます。ファリナ、コーンミール、グリッツ、米、オートミールなどの非全粒粉も強化されています。

ジュース

オレンジやパパイヤなどの果物は自然に葉酸を含み、濃縮ジュースでもその成分が残ります。葉酸が不足しがちなジュースは、人工的に葉酸を添加していることが多く、添加量は自然果汁の数倍になることがあります。オレンジジュース3/4カップで1日の葉酸摂取量の約10%、強化ジュースでは最大100%に達します。

自然食品からの摂取

毎日数皿の果物、野菜、豆類を摂取すれば、強化食品に頼らずに十分な葉酸を得られます。葉酸が豊富な自然食品は、ほうれん草やケールなどの葉物野菜、柑橘類、豆類、エンドウ、ピーナッツ、アスパラガス、アボカド、イチゴなどです。多くのマルチビタミンやビタミンB群サプリメントにも1日分の400 µgが含まれています。

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