足底筋膜炎に対するさまざまな衝撃波療法

かかとや足底に鈍い痛みを感じたことがあるなら、足底筋膜炎(プランターファシア炎)の可能性があります。過度の使用や外傷により、足指と踵骨をつなぐ足底筋膜が損傷し、炎症が起こります。治療法は多岐にわたり、特に高エネルギー・低エネルギーの衝撃波療法が注目されています。

症状

足底筋膜炎の代表的な症状は、長時間の安静後にかかとや足底に鋭い痛みが出ることです。朝起きた直後、座っているとき、あるいは長時間立ち続けた後に痛みが増すことが多く、片足だけでなく両足に現れることもあります。痛みは徐々に進行し、急に現れることは稀です。通常の鎮痛薬で改善しない場合は、医師に相談し、衝撃波療法の適用を検討してもらいましょう。

衝撃波療法(ESWT)

体外衝撃波療法(Extracorporeal Shockwave Therapy)は、音波を利用して患部の血流と代謝を促進し、治癒を早める治療法です。慢性化した足底筋膜炎で、従来の保存的治療が効果を示さないケースに主に用いられます。

Podiatry Todayによると、衝撃波には主に以下の4つの方式があります。

  • 電気水力(スパークギャップ)方式:スパークプラグで熱を発生させ、音波パルスを生成します。衝撃波治療の初期形態です。
  • 電磁方式:コイルに電流を流し磁場を作り、圧縮波から衝撃波を発生させます。
  • 圧電方式:圧電結晶に高電圧を印加し、結晶の崩壊に伴う衝撃波を利用します。
  • ラジアル方式:小型デバイスを皮膚表面に当て、広範囲に音波を拡散させます。

治療の適応は患者ごとに異なるため、医師が最適な方式とエネルギーレベルを判断します。副作用としては、施術部位の青あざ、腫れ、軽度の痛みが報告されていますが、通常は一過性です。

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