鼻感染症(副鼻腔炎)の対処法
鼻感染症(副鼻腔炎)とは
鼻感染症は、真菌、細菌、ウイルスのいずれかによる感染で副鼻腔が炎症を起こす状態です。気温や気圧の変化、アレルギー、鼻ポリープなどが原因となります。主な症状は、咳、発熱、倦怠感、頭痛、喉の痛み、鼻づまり、鼻汁、嗅覚低下、口臭、頬や額、鼻、目の間の圧痛などです。アレルギーや嚢胞性線維症、扁桃腺肥大、免疫力低下、標高の高い環境にいる人は特に罹りやすくなります。
鼻感染症は急性(2〜8週間)と慢性(8週間以上)に分けられ、急性の場合は10〜14日、慢性の場合は3〜4週間の治療が一般的です。
必要なもの
- 加湿器
- 鼻用生理食塩水スプレー
対処手順
- 医師の診察を受ける
まずは耳鼻咽喉科の医師に診てもらいましょう。鼻ポリープの有無や炎症・感染の程度を確認し、必要に応じてCTやMRI、アレルギー検査、血液検査などを実施します。
- 自己ケアを行う
水分を多く摂って粘液を薄め、加湿器で室内の湿度を保ちます。1日数回、蒸気吸入や鼻用生理食塩水スプレーで鼻腔を洗浄し、温かい湿布を顔に当てて副鼻腔の圧力を和らげます。横向きに寝る、枕で上半身を少し起こすなどして呼吸を楽にし、アルコールは腫れを悪化させるため控えましょう。
- 薬を使用する
痛みや炎症が強い場合は、医師の指示のもとでアセトアミノフェンやイブプロフェンなどの解熱鎮痛剤を使用します。必要に応じて抗生物質、抗アレルギー薬、ステロイド点鼻薬、アレルギー注射などが処方されることがあります。
- さらに専門的な治療を受ける
症状が改善しない場合は、耳鼻咽喉科専門医(ENT)やアレルギー専門医への紹介を受け、詳細な検査や個別の治療計画を立てます。
- 手術を検討する
他の治療法で効果が得られない、または真菌感染や重度の鼻中隔彎曲・鼻ポリープが原因の場合は、手術による副鼻腔の洗浄・排出が推奨されます。手術により感染の根本原因を取り除くことで、再発リスクを低減できます。
