ヘルパンギナとは何か?
ヘルパンギナは、コクサッキーウイルスの一種が原因で起こる手足口病の一形態です。特に3歳から10歳の子どもに多く見られますが、ウイルスに接触すれば年齢に関係なく罹患します。症状や治療、予後は年齢にかかわらず概ね同じです。
症状
- 口や喉の白い潰瘍や水疱(赤い縁取りがあることが多い)
- 手足や臀部に同様の発疹が出ることもある
- 喉の痛み、発熱(約37.5〜38°C)
- 食欲不振、頭痛、軽い全身倦怠感
治療
主に症状緩和が中心です。イブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)で痛みと熱を抑え、必要に応じて医師に麻酔薬の処方を相談します。
セルフケア
以下の生活習慣が回復を助けます。
- 刺激の強い食べ物や酸味の強い果物・ジュースを避け、乳製品や柔らかい食品を摂取する
- 塩分や辛味の強い料理も控える
- 水分を十分に取る(脱水を防ぐ)
予後
ほとんどの患者は1週間程度で完全に回復します。ただし、口内の潰瘍で飲み込みが困難になると脱水リスクが高まるため、症状が重い場合は医師の診察が必要です。
予防
最も効果的なのは徹底した手洗いです。コクサッキーウイルスは糞便を介して感染するため、排便後やトイレ使用後は石鹸でしっかり手を洗いましょう。
