足のむくみの原因は何ですか?
むくみとは、体の一部に余分な液体がたまり、その部位が腫れる状態です。足首、足、脚はむくみが最も起こりやすく、ふくらはぎや太ももにも現れることがあります。これらは末梢性むくみと呼ばれます。高齢者や妊娠中の女性はむくみのリスクが高いです。
心不全
心不全は脚のむくみを引き起こすことがあります。左心不全では肺に液体がたまり、右心不全では余分な液体が脚にたまり腫れます。危険な状態なので、医療機関での診断が必要です。
慢性肺疾患
慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの慢性肺疾患は、腎臓や肝臓の機能低下を招き、体内の余分な水分の排泄が滞ります。その結果、最も低い位置にある脚にむくみが生じやすくなります。
循環障害
慢性静脈不全は、血液や体液を脚から心臓へ戻す圧力が低下し、液体が脚にたまりやすくなります。血栓、感染、静脈瘤もむくみの原因となります。
アレルギー反応
虫刺されや食物アレルギーなどのアレルギー反応は、ヒスタミンの放出により体全体や局所に腫れを引き起こすことがあります。全身性の腫れは呼吸困難を伴うことがあります。
薬剤副作用
高血圧のカルシウム拮抗薬、ステロイド、抗うつ薬など、一部の薬はむくみを引き起こすことがあります。イブプロフェンなどのNSAIDsも稀に逆にむくみを悪化させることがあります。
その他の原因
長時間の立ち仕事や座り仕事は血流圧を低下させ、脚にむくみを生じさせます。1時間ごとに姿勢を変えると予防できます。過剰な塩分摂取は体内に水分を保持させ、足首や脚にたまりやすくなります。妊娠中は子宮が大きくなることで大静脈が圧迫され、脚から心臓への血液還流が妨げられむくみが起こります。
緊急時の対処
突然の息切れ、胸痛、脚や腹部の急激なむくみ(1日で2〜3ポンドの体重増加)や尿量の減少が見られる場合は、すぐに救急医療を受けてください。肝疾患がある方や妊娠中の方で脚がむくんだ場合も、早めに医師に相談しましょう。
