妊娠中の手根管症候群の緩和法

指がしびれ、手や手首が痛む…眠れないほどの症状が続くと、手根管症候群の可能性が高いです。妊娠中は体内の水分が増えて組織が腫れ、神経が圧迫されやすくなります。赤ちゃんが生まれるまで完全に治すことは難しいですが、症状を和らげる方法はいくつかあります。

妊娠中の手根管症候群の原因

手首の内部には腱、靭帯、骨、そして正中神経があります。正中神経は手の感覚と動きを司りますが、妊娠に伴うむくみで手根管が狭くなり、神経が圧迫されます。手首をまっすぐに伸ばすと圧力が軽減され、一時的に楽になることがあります。

手首サポーターを使用する

医師が処方する手首用のブレースやスプリントは、手首を固定し伸ばした状態に保ちます。これにより正中神経が屈筋腱から守られ、痛みが軽減します。特に睡眠中に装着すると効果的です。

塩分摂取を控える

妊娠中は体内の水分や血液量が増えるため、むくみが起きやすくなります。過剰な塩分はむくみを悪化させ、手根管に余計な圧力をかけます。炭酸飲料や塩辛い食品、食卓塩を減らし、アスパラガス、セロリ、玉ねぎ、グレープフルーツなど利尿作用のある食材を積極的に摂りましょう。

手首のエクササイズ

作業の合間に手首と指を伸ばすと症状が和らぎます。指をすべて握り拳を作り、ゆっくりと肩側に回転させます。数秒キープしたら、逆方向に回しながら指を一本ずつ伸ばします。これを5回繰り返し、1日に数回行いましょう。

手首を休ませる

手根管症候群は繰り返しの動作が原因になることが多く、遺伝的要素もあります。妊娠前に症状がなければ出産後に自然に改善することが期待できますが、パソコン作業や仕事で手首を酷使している場合は症状が悪化しやすいです。こまめに休憩を取り、可能であれば作業手を交代したり、クッションや枕で手首と腕を支えるようにしましょう。

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