新生児に見られる脳性麻痺の症状
低緊張(ハイポトニア)
ハイポトニアは腹部の筋力が不足している状態で、赤ちゃんがだらりとした「フロッピー」な姿勢になることがあります。米国国立神経疾患研究所(NINDS)によれば、筋力低下は脳性麻痺の初期サインのひとつです。
過緊張(ハイパートニア)
ハイパートニアはハイポトニアとは逆に、腹部が硬く硬直した状態です。筋肉が過度に緊張し、動きが制限されます。
筋緊張の変動
多くの乳児は数か月の間にハイポトニアからハイパートニアへと変化することがあります。この変動は脳性麻痺の典型的な経過であり、注意深い観察が必要です。
運動発達の遅れ
転がる、はいはい、座る、歩くといった発達マイルストーンが遅れることが、最も早く親が気付くサインです。特に3歳未満でこれらの遅れが顕著な場合は、専門医の評価が推奨されます。
体の偏り(側方性)
赤ちゃんが体の片側を好んで使う傾向が見られます。腕や脚の動きだけでなく、細かい指先の動作(微細運動)にも影響が及びます。
姿勢の異常
乳児期には姿勢の違和感が見えにくいことがありますが、体の片側に偏った姿勢や不自然な体勢が見られることがあります。これは側方性の結果として現れることが多いです。
