多発性硬化症の痙縮管理方法

痙縮は多発性硬化症(MS)の代表的な症状で、特に下肢の筋力低下と関連しています。筋肉が不随意に収縮し、硬直が増すことで関節可動域が狭くなり、痛みを伴うこともあります。症状が進行すると、薬物療法や理学療法、外科的介入が必要になることがあります。

痙縮管理のステップ

  1. 機能への影響を評価する

    痙縮は筋緊張を高め、立位や移乗に役立つこともあります。筋力が弱い場合に痙縮を完全に除去することが最適とは限りません。日常生活の動作を観察し、どの動作が制限されているかを把握し、最適な治療方針を決定します。

  2. 症状出現と同時に薬物治療を開始する

    筋肉を弛緩させ痙縮を軽減する薬剤が複数あります。副作用については必ず医師と相談してください。

  3. 症状が悪化したら医師に相談する

    神経ブロック注射は痙縮の伝播を抑制し、ボトックス注射は3〜6か月効果が持続します。

  4. 運動とストレッチで筋肉を調整する

    理学療法により筋肉の硬直を緩和し、筋力トレーニングで効率的な動きをサポートします。

  5. 十分な水分補給とエネルギー管理を行う

    疲労を防ぐためにエネルギー消費を工夫し、同じ場所への往復を減らすなどの工夫が有効です。ヨガはストレス軽減にも役立ち、痙縮の誘因を減らします。

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