胸筋の肉離れ:症状・タイプ・対処法
見た目を気にしてジムでトレーニングする人が増えていますが、無理な負荷は胸筋の肉離れ(筋肉・腱の損傷)を引き起こすことがあります。痛みや筋力低下を伴い、最悪の場合は手術が必要になることもあります。
定義
胸筋の肉離れとは、胸骨(胸の骨)に付着する筋肉や腱が過度に伸ばされ、損傷した状態を指します。筋肉・腱・骨が連動して肋骨周りの動きを支えており、最も弱い部分でひびが入ります。
肉離れのタイプ
- 軽度(Ⅰ度):筋繊維が少し伸びただけで、断裂や筋力低下はありません。
- 中度(Ⅱ度):筋肉や腱、または肋骨への付着部が部分的に裂け、痛みとともに筋力低下が見られます。
- 重度(Ⅲ度):筋肉・腱・肋骨の付着部が完全に断裂し、手術が必要になることがあります。
主な症状
痛み
動かす、伸ばす、使用するたびに痛みが生じます。特にベンチプレスや腕立て伏せなど、胸を押し出す動作で強く感じます。
筋力低下
軽度では筋力低下はほとんどありませんが、中度・重度になると筋肉が断裂しているため、力が出ません。
その他の症状
- 患部の腫れや筋痙攣
- X線で確認できる筋肉・腱の石灰化
- 指で押すときに聞こえる「カリカリ」音(クレピテーション)
症状が疑われる場合は早めに医療機関で診断を受け、適切なリハビリや治療を行いましょう。
