テニス肘(外側上顆炎)の症状と対策

テニス肘は外側上顆炎とも呼ばれ、前腕の腱が過度に使用されることで起こります。テニスだけでなく、さまざまな日常動作でも発症します。痛みは肘の外側にあり、6か月から2年で自然に改善することが多いですが、症状が手首や前腕へ広がることもあります。市販の鎮痛剤で多くの場合緩和できますが、手術は稀です。

症状

  • 手首を伸ばすときや、肘から手首・前腕にかけて痛みが走ります。
  • ドアノブや瓶の蓋を握るときに痛みが増し、握力が低下します。
  • ゴルファー肘と似ていますが、痛みは肘の外側に現れます。

注意点

  • 痛みが鎮まらない、腫れや熱感がある、発熱がある、腕が曲げられない、変形が見られる場合は速やかに医師の診察を受けてください。

合併症

  • 症状を放置すると慢性痛に移行し、長期間にわたり痛みが続く恐れがあります。
  • 治癒前に過度に腕を使用すると、慢性化が進みやすくなります。

治療法

  • 市販の鎮痛剤で痛みを和らげます。
  • 理学療法士の指導のもと、前腕筋群を強化するエクササイズを行います。
  • 肘の使い方を見直し、負担を減らす工夫をします。サポーターやストラップの使用も有効です。
  • 上記で改善しない場合に限り、外科的手術が検討されます。

P.R.I.C.E.(テニス肘の応急処置)

  • Protection(保護): 痛みを誘発する動作を避ける。
  • Rest(安静): 完全に使わないのではなく、負荷の少ない範囲で動かす。
  • Ice(冷却): 冷却パックや氷で腫れを抑える。
  • Compression(圧迫): 弾性包帯やコンプレッションスリーブで圧迫する。
  • Elevation(挙上): 心臓より高い位置に肘を上げ、腫れを軽減する。

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