子宮頸部硬膜外注射の副作用と対策

子宮頸部硬膜外注射は、慢性的な首の痛みを和らげるために行われます。薬剤を脊髄を包む硬膜外腔に注入することで、首の神経に伝わる痛み信号を抑制します。

出血・液体漏れ

硬膜が偶然穿刺されると、血液や脳脊髄液が硬膜外腔に漏れることがあります。稀な合併症ですが、数日から数週間で自然に止まることが多いです。止まらない場合は、血液を採取し硬膜外腔に注入する「エピデュラルパッチ」手術で対処します。

脊髄性頭痛・首のこり

液体漏れが起こると、脊髄性頭痛や首のこりが生じます。痛み止めで軽減しない持続的な頭痛や、首を横に動かすと激しく痛む症状が見られます。

感染症

硬膜外腔は本来閉ざされた空間ですが、注射により開口すると感染リスクが高まります。まれに硬膜外膿瘍や髄膜炎を起こすことがあり、糖尿病患者で報告例が多いです。

神経障害

神経障害は極めて稀ですが、起こると重篤です。症例により、四肢の感覚・運動障害から脊髄損傷、さらには脳障害や死亡に至ることがあります。

血腫(ヘマトーマ)

血腫は極めて稀の合併症で、最悪の場合四肢麻痺(四肢麻痺)につながります。報告例の多くは抗凝固薬を使用していた患者で、外科的減圧手術により一定の回復が見られました。

首の痛み - 関連記事