骨粗鬆症の兆候と症状
加齢は避けられない自然現象ですが、年を取るにつれて骨が弱くなることがあります。骨が脆くなる状態を「骨粗鬆症」と呼び、骨が多孔質で折れやすくなります。骨粗鬆症による骨折は、主に「圧迫骨折」と「割れ骨折」の2種類に分かれます。圧迫骨折は骨に圧力がかかることで起こり、割れ骨折は転倒や衝撃、日常のちょっとした動作で生じます。また、姿勢が前かがみになったり、身長が低くなることも骨粗鬆症のサインです。
骨折
骨粗鬆症に気付かない人は多く、実際に骨が折れるまで自覚しないことが一般的です。特に股関節骨折は転倒が原因で起こりやすく、骨粗鬆症患者に頻繁に見られます。脊椎の圧迫骨折も典型的で、日常生活のちょっとした圧力が脆い骨に加わると骨折に至ります。
老人性後弓(ドウエイジャーハンプ)
老人性後弓は男女問わず骨粗鬆症が原因で起こります。背骨の複数の圧迫骨折により脊椎が前方に曲がり、背中の上部に丸みができるのが特徴です。骨粗鬆症を予防・治療すれば、後弓の進行を防げます。サプリや薬を始める前には必ず医師に相談してください。
身長低下
背骨の圧迫骨折が繰り返されると、全体の高さが縮むため身長が低くなります。男性でも女性でも同様に起こり、慢性的な腰痛は身長低下と骨粗鬆症のサインであることがあります。
ストレス骨折
ストレス骨折は、歩行などの日常的な動作でも起こり得る小さな骨折です。自覚症状が軽いため見過ごされがちですが、痛みが出た時点で診断が遅れることがあります。放置すると関節炎など二次的な問題を引き起こすことがあります。
予防と対策
骨粗鬆症の予防には、バランスの取れた食事、カルシウムとビタミンDの適切な摂取、定期的な運動が重要です。また、定期的な骨密度検査で早期発見を目指し、医師と相談しながら適切な治療やサプリメントを取り入れましょう。
