骨粗鬆症に対する赤酵母米の治療法

骨粗鬆症は骨密度が低下し、骨が多孔質で脆くなる状態です。日常の動作でさえ骨折しやすくなり、身長の低下や背中の痛み、頻繁な骨折が主な症状です。原因は骨細胞の産生減少、カルシウムやビタミンD不足、閉経後のエストロゲン低下などです。

赤酵母米とは

赤酵母米は、Monascus purpureus(モナスカス・プルプルエス)という赤酵母で米を発酵させて作られます。消化不良や血行不良の改善、コレステロール低下を目的に用いられます。また、赤酵母米にはスタチン様成分が含まれ、骨形成を促す作用があるとされています。

スタチンの骨への効果

赤酵母米に含まれるスタチンは、血中の低密度リポタンパク(LDL)を減少させると同時に、骨細胞内の骨形成タンパク質2(BMP-2)遺伝子の発現を高めます。BMP-2は新しい骨の生成や既存の骨の修復に不可欠で、骨細胞の再生をサポートします。

赤酵母米サプリメントの使用法

赤酵母米はカプセルや錠剤で販売されています。一般的な推奨量は1日1回、1,200 mgの錠剤を服用することです。骨粗鬆症の改善、骨の修復・再生を促す目的で使用します。

以下の方は使用を避けてください。

  • 妊娠中または妊娠を希望している方
  • 20歳未満の若年者(骨形成が未成熟なため)
  • 1日2杯以上のアルコールを摂取する方
  • 肝臓疾患のある方(スタチンは肝酵素に影響を与える)

副作用として関節痛、筋肉痛、インフルエンザ様症状、腹部不快感、頭痛などが報告されています。出血障害や抗凝固薬を使用中の方は出血リスクが高まるため、注意が必要です。副作用を感じたら直ちに服用を中止し、医師に相談してください。

骨粗鬆症 - 関連記事