骨密度の低下と治療法

症状

骨粗鬆症は初期には症状が現れませんが、進行すると首や腰に鈍い痛みが出ます。病状が悪化すると、突然の鋭い痛みや、体重がかかると痛みが増すことがあります。背骨が脆くなるため、転倒や外傷がなくても圧迫骨折が起こり、背中が前かがみになる「ダウエイジャーハンプ」と呼ばれる姿勢になることがあります。

診断

骨密度はデュアルエネルギーX線吸収測定(DXA)で測定します。股関節、脊椎、手首の骨密度を短時間で痛みなく評価でき、正確な結果が得られます。超音波やCTを用いた検査も併用されることがあります。

薬物療法

エストロゲンを含むホルモン療法は骨量減少を抑制します。経口薬や皮膚パッチ(例:エストラデーム)がありますが、がんリスクが高い女性には禁忌です。代替として、エビスタやボニバなどのビスホスホネート系薬剤が使用されます。リクラストは年間1回の点滴投与、または経口での定期投与が可能です。胃腸障害が起きやすいため、点滴が好まれることがあります。ビタミンDと併せたカルシウムサプリメント(1日1200〜1500 mg)が骨量維持に役立ちます。

食事と運動

カルシウム摂取は年齢に関係なく重要です。牛乳やカルシウム強化オレンジジュース、チーズ、サーモンなどを積極的に摂りましょう。体重負荷がかかる運動(ウォーキング、エアロビクス、サイクリング、ジョギングなど)も骨を強くします。新しい運動プログラムを始める際は必ず医師に相談してください。

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