骨粗鬆症の治療は医師がどのように選択するか
薬物療法
骨粗鬆症の進行を抑えるために、以下の薬が処方されます。
- ビスホスホネート系(アレンドロン酸、リセドロン酸など)
骨吸収を抑え、骨密度を向上させます。 - テリパラチド(ヒト副甲状腺ホルモン)
骨形成を直接刺激します。 - ストロンチウムラナレート
骨形成を促進し、骨吸収を抑制します。 - デノスマブ(プロリア)
骨吸収を抑えるモノクローナル抗体です。 - ロモソズマブ(エベニティ)
骨形成を促進するモノクローナル抗体です。
カルシウム・ビタミンD 補充
骨の健康に不可欠な栄養素です。
- カルシウム:食事だけで十分な量が取れない場合はサプリで補います。
- ビタミンD:カルシウムの吸収を助けます。血中濃度が低い人にはサプリが推奨されます。
生活習慣の改善
- 負荷をかける運動(ウォーキング、ジョギング、ダンスなど)で骨量維持・増加を図ります。
- 転倒防止:自宅の安全対策や補助具の使用で骨折リスクを減らします。
- 禁煙:喫煙は骨密度低下の要因です。
- 節酒:過度な飲酒はカルシウム吸収を妨げ、骨を弱くします。
ホルモン補充療法(HRT)
閉経後の女性に対して骨密度低下を抑える目的で使用されますが、他のリスクもあるため医師と慎重に検討します。
理学療法・リハビリ
筋力・バランスを向上させ、転倒リスクを低減します。
外科的治療(重症例)
骨折や変形が重度の場合、手術が必要になることがあります。
定期的なモニタリング
DXA検査などで骨密度を定期的に測定し、治療効果を評価します。
骨粗鬆症の疑いがある、またはリスクが高いと感じたら、必ず医師に相談し、個々の状態に合わせた最適な治療計画を立てましょう。
