骨粗鬆症の症状と予防対策

骨粗鬆症は「サイレント・ディジーズ」と呼ばれ、症状が目に見えにくい疾患です。米国では約4400万人がリスクにさらされており、うち80%は女性です。進行した場合、背中の痛みや股関節骨折、手や手首の骨折が起こりますが、多くは骨密度測定(BMD)でしか判明しません。

検査

骨粗鬆症の有無を正確に判断できるのは、医師による骨密度測定(BMD)です。併せてホルモン値やビタミン・ミネラルの状態もチェックします。特に65歳以上の女性は必ず検査を受けることが推奨されていますが、食生活や生活習慣、服用薬によっては65歳に達する前に検査を受けた方がリスク低減につながります。

BMD検査の実施方法

一般的に用いられるのは二重エネルギーX線吸収測定(DXA、旧称DEXA)です。検査は痛みを伴わず、パッド付きのテーブルに仰向けで横たわり、背骨と股関節にエネルギービームを当てて骨密度を測定します。所要時間は5〜10分程度です。

保険適用の有無

検査費用は保険適用かどうかで変わります。保険会社に事前に確認し、適用条件を満たさない場合は約150ドルが自己負担となります。健康フェアや地域のクリニックで無料検査を受けられることもあります。

薬剤と骨密度

一部の薬剤は骨密度低下を引き起こす可能性があります。代表的なものは以下です。

  • グルココルチコイド系ステロイド
  • SSRI系抗うつ薬
  • ロシグリタゾン
  • 甲状腺ホルモン
  • フェニトイン
  • プロトンポンプ阻害薬
  • アルミニウム含有制酸剤
  • ゴナドトロピン放出ホルモン作動薬
  • ヘパリン、リチウム

これらを服用している場合は、医師と相談し、用量や服用期間を見直すことが重要です。

予防・対策

カルシウムとビタミンDは骨の健康に不可欠です。緑黄色野菜、アーモンド、乳製品、質の高いサプリメント、オートミールや大豆製品から十分に摂取しましょう。筋力トレーニングと有酸素運動を組み合わせた日常的な運動も効果的です。喫煙はカルシウム吸収を阻害し、骨折リスクを倍増させるため、禁煙を心がけてください。家族に骨粗鬆症の既往がある場合、発症リスクは60〜80%に上ります。定期的なBMD検査で自分の骨の状態を把握し、早期対策を行いましょう。

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