手首用スプリントの適応と使用時の注意点
手首用スプリントを使用すべき人は?
手首用スプリントは、軽度から中等度の手首の不快感を抱える方に広く使用されています。特に、手根管症候群の患者は手のひらや指、手首、親指に疼痛・灼熱感・しびれ・チクチク感を感じやすく、症状の進行や神経へのダメージを防ぐためにスプリントの装着が推奨されます。また、痛風や偽痛風による軽い手首の痛みがある方も、スプリントでサポートすると症状緩和が期待できます。
可動域の制限
スプリントを装着すると、手首の可動域が自然に狭まります。具体的には、手首の曲げ伸ばしが制限され、タイピングや小さな物をつかむといった日常動作がしにくくなることがあります。そのため、多くの患者は日中の活動が必要なときは外し、睡眠時や安静時にのみ装着することを選びます。
アフターケアのポイント
- パソコン作業時は、キーボードの高さを調整し、手首が上向きに曲がらないようにする。
- マウスパッドやリストレスト、分割型キーボードなどを活用し、手首への負担を軽減する。
- 市販の鎮痛・抗炎症薬(例:イブプロフェン、ナプロキセン)を適宜使用し、痛みや腫れをコントロールする。
