睡眠中に痙攣を起こす原因は何ですか?

睡眠中の震え(トレモア)

震えは主に手・足・腕で起こりますが、顔・胴体・頭部・声帯でも見られます。多くは健康な人にも見られ、神経系の疾患のサインであることもあります。過度のアルコール摂取や離脱、甲状腺機能亢進、遺伝的要因が原因になることがあります。

本態性振戦

本態性振戦は20以上のタイプがあるうちの一つで、40歳以降に発症しやすいです。頭部が主に影響を受けますが、舌・声帯・足・胴体も関与します。頭部の振戦は「はいはい」や「いいえいいえ」のような動きに見えることがあります。

パーキンソン性振戦

パーキンソン性振戦は手がピンを転がすように震えるのが特徴で、顎・唇・足・胴体にも及ぶことがあります。

睡眠ミオクローヌス

睡眠ミオクローヌスは筋肉や筋群が突然不随意に痙攣する現象です。単発で現れることもあれば、パターン化した連続で起こることもあります。健康な人でも、睡眠開始期に現れ、むずむず脚症候群などの睡眠障害のサインになることがあります。

睡眠痙攣(コンボリューション)

睡眠痙攣は30秒から2分間続く不随意の筋肉痙攣です。痙攣中は手足の揺れ、発熱、意識の変化に注意してください。アルコールや薬物の使用が引き金になることがあり、低血糖、てんかん、心疾患、頭部外傷などの医学的要因が関与することもあります。痙攣が止まらない場合は速やかに医療機関を受診してください。

ジストニア

ジストニアは筋肉の不随意収縮により、体がねじれたり痛みを伴う異常姿勢になる運動障害です。年齢を問わず発症し、痙攣と混同されがちですが、根本は筋肉の持続的な収縮です。

REM睡眠行動障害(RBD)

REM睡眠中に起こる激しい痙攣や筋肉の収縮は、REM睡眠行動障害(RBD)の可能性があります。通常、REM睡眠では筋肉が弛緩し体は動かなくなりますが、RBDではこの弛緩が起きず、夢の内容に合わせて体が動いてしまいます。激しい動きや暴力的な行動が見られる場合は、専門医の診断が必要です。

対策と受診の目安

睡眠中の痙攣や震えは、カフェインやアルコールの摂取を控える、薬剤の見直しを行うことで改善することがあります。しかし、頻繁に起こる、日常生活に支障が出る、意識障害や発熱を伴う場合は、必ず医療機関を受診し、原因の特定と適切な治療を受けてください。

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