CPAP使用時のリスクとは?

睡眠時無呼吸症候群は、肥満と関連しやすいものの、健康な人でも発症することがあります。この障害では、夜間に呼吸が止まることが頻繁に起こり、重症例では1時間に30回以上も呼吸が途切れます。その結果、睡眠の質が低下し、日中の眠気や集中力低下を招きます。治療法として最も一般的なのが、連続陽圧呼吸療法(CPAP)です。多くの患者はCPAPで改善しますが、機器に伴うリスクも存在します。

閉所恐怖感

CPAPのフェイスマスクが顔に密着するため、閉所恐怖感を覚える人がいます。軽い不安やパニックが生じ、睡眠が妨げられることがあります。軽量で通気性の高いマスクを選ぶと症状が軽減することがありますが、完全に防げるわけではありません。

顔の皮膚トラブル

マスクの圧力が長時間かかることで、鼻梁や頬に圧痕、かぶれ、潰瘍ができることがあります。放置すると感染のリスクもあります。パッド付きマスクや定期的なマスク位置の調整で予防できますが、完全に防げるわけではありません。

呼吸器系の問題

CPAP機器を定期的に清掃しないと、カビや細菌が繁殖し、呼吸器感染を引き起こすことがあります。特に加湿機能付きの暖かい空気を供給する機種は、湿度が高くなるため細菌の増殖しやすい環境になります。胸部の不快感や肺活量の増加による違和感も報告されています。

乾燥した空気

加湿されていないCPAPは、口や喉の乾燥を招きます。乾燥により鼻づまりが悪化し、鼻呼吸がしにくくなることがあります。稀に重度の鼻出血が起こることも報告されています。

これらのリスクは、適切な機器の選択とメンテナンス、正しい使用方法で大幅に軽減できます。使用中に異常を感じたら、速やかに医師や専門家に相談しましょう。

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