Remstar Mシリーズの調整方法
閉塞性睡眠時無呼吸は、睡眠中に喉の軟部組織が一時的に崩れ、気道が閉塞することで酸素供給が妨げられる疾患です。酸素不足になると脳が一瞬覚醒し呼吸を再開させるため、睡眠が断片的で質が低下します。肥満、40歳以上、男性に多く見られますが、誰でも発症する可能性があります。治療せずに放置すると高血圧や脳卒中などのリスクが高まります。
Respironics社のREMstar Mシリーズは、連続気道陽圧(CPAP)装置で、マスクや鼻インサートを通じて空気を送流し、気道の閉塞を防ぎます。以下の手順で、REMstar Mシリーズの設定を簡単に調整できます。
設定手順
「Ramp」ボタン(本体上部の三角形マーク)を押すと、装置起動時に一時的に気圧が低く設定され、徐々に上昇します。これにより、就寝直後の高圧に不快感を感じる方でもスムーズに眠りにつけます。
「C‑Flex」ボタンで、呼気時の圧力緩和量を調整します。CPAPは呼気を検知すると一時的に気圧を下げ、呼吸が楽になります。LCDに「C‑Flex 設定」と表示され、矢印で「1」「2」「3」のいずれかを選択します。「1」は最小緩和、「3」は最大緩和です。「+」または「‑」ボタンで設定を変更し、「Start/Stop」ボタンで保存して待機画面に戻ります。
「+」ボタンで「Patient Setup」メニューを開き、左右矢印で「Mask Alert」画面へ移動します。「+」または「‑」で「On」または「Off」を選択します。設定が「On」の場合、マスクからの大きな漏れを検知すると「Mask Leak」のメッセージとビープ音が鳴り、使用者や介護者にマスクの調整を促します。「Start/Stop」ボタンで保存します。
同様に「+」ボタンで「Patient Setup」メニューを開き、左右矢印で「Auto Off」画面へ進みます。「+」または「‑」で「On」または「Off」を選択し、マスクや鼻チューブを外したときに自動で気流が停止する機能を有効化(On)または無効化(Off)します。設定が「On」の場合は画面に「Auto Off Feature: On」と表示されます。「Start/Stop」ボタンで保存して待機画面に戻ります。
これらの設定を調整することで、快適な睡眠と治療効果を最大化できます。
