睡眠といびきの各段階
睡眠はすべて同じではなく、1晩に約6〜8時間、4つの段階と深いREM睡眠を巡ります。これらの段階は決まった順序や時間ではなく、夜間に繰り返し循環します。いびきや睡眠障害はこのサイクルを乱し、睡眠の質を低下させます。特に睡眠時無呼吸症候群は、大きく鋭いいびきと呼吸停止時の無音が交互に現れ、放置すると健康に深刻な影響を与えるため、適切な治療が必要です。
ステージ1(浅い睡眠)
ベッドに入ってすぐに始まる段階で、意識はぼんやりとした状態です。筋肉が緩み、呼吸がゆっくりになります。脳波はシータ波とアルファ波が交互に現れ、眠りに落ちる直前と目覚め直後の状態に相当します。
ステージ2(軽い睡眠)
完全に意識が失われる段階です。健康な人は約20分間このステージにとどまり、脳波に「睡眠紡錘(スリープスピンドル)」が現れます。この間、心拍数が低下し、体温も下がります。
ステージ3(深い睡眠)
遅いデルタ波が支配的になる段階で、身体の回復が最も活発に行われます。いびきはこの段階でも起こりやすく、軟口蓋や咽頭の軟部組織が部分的に閉塞した空気の流れで振動します。
ステージ4(最深部睡眠)
デルタ波が最も顕著に現れ、最も深い睡眠です。いびきや夢遊病が起こりやすく、覚醒させるのが非常に困難です。目覚めた際は数秒から数分間、方向感覚が失われることがあります。
REM睡眠(レム睡眠)
夢を見る主な段階で、脳の活動が活発化し、心拍数と呼吸が速くなります。同時に全身の筋肉が一時的に麻痺し、夢の内容を実行に移すことが防がれます。睡眠時無呼吸症候群のいびきはこの段階で顕著に現れ、非常に大きな鼻息のようないびきと、呼吸が止まるときの無音が交互に繰り返されます。このサインが見られたら、医師の診断と治療が必要です。
