セロトニンが睡眠に及ぼす影響

神経伝達物質のセロトニンは脳内で生成され、心血管系、腎臓、消化器系、免疫系に影響を与えます。また、不安、気分、攻撃性、食欲、性欲といった基本的な生理機能にも関与しています。睡眠もセロトニン濃度に大きく左右され、過剰または不足するとさまざまな睡眠障害が現れます。

不眠症

  • セロトニンが低下すると入眠困難や睡眠維持が難しくなり、不眠症を引き起こします。その結果、朝起きても疲労感が残り、日中に眠気を感じたり、睡眠不足へのストレスやイライラが増大します。

睡眠サイクルの乱れ

  • セロトニンバランスの崩れは、睡眠の3段階(浅い睡眠、徐波睡眠、深い睡眠)を正常に進行させることを妨げます。サイクルが乱れると、感情の安定性、集中力、反応速度、エネルギーレベル、全体的な健康に悪影響を及ぼします。

夢への影響

  • REM(レム)睡眠中はセロトニン濃度が最も低くなります。セロトニンが過剰に高い状態が続くと、脳が夢を形成しにくくなり、夢が断片的、未完成、あるいは全く現れないことがあります。これはSSRI系抗うつ薬の使用者に頻繁に見られ、セロトニンレベルが一定に保たれるためです。

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