お子さんは睡眠時無呼吸症候群ですか?

睡眠時無呼吸の症状とサイン

以下のような症状が見られる場合、睡眠時無呼吸の可能性があります。

  • 大きくて重いいびき(いびきが必ずしも無呼吸を示すわけではありません)
  • 呼吸が止まる、または浅くなることが睡眠中に数秒から数分続く
  • 息切れや窒息音を伴う覚醒
  • 十分な睡眠を取っても日中に過度の眠気がある
  • 集中力の低下や記憶力の問題
  • イライラや気分の変動
  • 高血圧のリスク増加

子どもの睡眠時無呼吸のリスク要因

次の要因がある子どもは、睡眠時無呼吸を発症しやすくなります。

  • 肥満:体重が過剰な子どもは気道が狭くなりやすいです。
  • 大きな扁桃腺・アデノイド:肥大した扁桃腺やアデノイドが気道を塞ぎます。
  • 家族歴:親や兄弟に睡眠時無呼吸があるとリスクが高まります。
  • 早産児:早産で生まれた子どもは呼吸調節機能が未熟です。
  • ダウン症候群:解剖学的特徴により気道閉塞が起こりやすいです。
  • 神経系疾患(例:脳性麻痺、二分脊椎など)

治療法

症状の重さや原因に応じて、以下のような治療が組み合わせて行われます。

1. 生活習慣の改善

体重管理、定期的な運動、アルコールやタバコの回避は症状軽減に効果的です。

2. 手術

扁桃腺やアデノイドの肥大が原因の場合、外科的に除去することで気道が確保されます。

3. CPAP(持続陽圧呼吸)療法

マスクと装置で一定の空気圧を気道に送り、睡眠中の閉塞を防ぎます。

4. 口腔装置療法

マウスガードのような装置で顎の位置を調整し、気道を広げます。

5. 行動療法

睡眠習慣の改善や呼吸障害を防ぐテクニックを子どもに指導します。

お子さんに睡眠時無呼吸の疑いがある場合は、早めに医療機関で診断を受け、適切な治療を開始しましょう。

睡眠障害 - 関連記事