眠るときに手がしびれ、夜に痛むことがありますか?

手のしびれや痛みと手根管症候群

夜間、特に睡眠中に手がしびれ、痛むことは、手根管症候群(CTS)の典型的な症状です。手根管は手首にある狭い通路で、前腕から手へ走る正中神経が圧迫されると、しびれ、チクチク感、痛み、筋力低下が現れます。

なぜ睡眠中に症状が悪化するのか

寝ている間に手首が曲がったり屈曲したりすると、正中神経への圧迫が強くなり、しびれや痛みが増します。その結果、睡眠が中断され、快適な姿勢を取ることが難しくなります。

夜間の手のしびれ・痛みを和らげる対策

  1. 手首の姿勢を整える:寝るときは手首を過度に曲げないようにし、できるだけ中立の位置(まっすぐ)を保ちます。
  2. 手首サポーターの使用:夜間に手首サポーターやブレースを装着すると、手首が中立位置に固定され、正中神経への圧迫が軽減されます。
  3. 睡眠環境の工夫:ベッドや枕、マットレスが体をしっかり支えるものを選び、手の上で寝たり、腕を頭の下に入れたりしないようにします。
  4. やさしいストレッチ:就寝前に手首や手の軽いストレッチを行い、筋肉の緊張をほぐし血行を促進します。
  5. 長時間の手の使用を控える:就寝前の反復的な手作業やスマートフォンの長時間使用は避け、症状を悪化させないようにします。
  6. 氷・温熱療法:就寝前に冷却パックや温熱パックを手首に当てて、炎症を抑え痛みを和らげます。
  7. やさしいマッサージ:手や手首を軽くマッサージして血流を改善し、違和感を軽減します。
  8. 専門医への相談:症状が続く、または睡眠に大きく支障が出る場合は、整形外科医や理学療法士などの医療専門家に受診し、正確な診断と適切な治療を受けましょう。

上記の対策を日常に取り入れ、医師の指示に従うことで、症状のコントロールと睡眠の質向上が期待できます。

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