アキレス腱断裂に対する整形外科医のアドバイス
症状
アキレス腱が断裂すると、足首周辺に激しい痛みと腫れが生じます。足を押し出すことができず、歩行が困難になることがあります。主にレクリエーションスポーツや不意の踏み外しで起こります。
非外科的治療
整形外科医は診断のためMRIを撮影することがあります。損傷を拡大させないために、すぐに足を固定し、冷却パックで腫れを抑えます。市販の鎮痛剤(例:モトリン、アレーヴ)で痛みを和らげます。腱が部分的に断裂している場合は、歩行ブーツやキャストを装着し、自然治癒を促す非手術療法が選択されますが、再断裂のリスクは残ります。
手術
腱が完全に断裂している場合、外科的修復が推奨されます。小さな切開を下腿後面に行い、専用器具で腱を縫合・再付着させます。その後、6〜8週間はスプリントやブレース、歩行ブーツで固定し、腱組織の回復を促します。
リハビリテーション
手術の有無に関わらず、リハビリは必須です。理学療法士の指導のもと、アキレス腱を徐々に強化するエクササイズを行います。適切なリハビリにより、6か月以内に日常活動へ復帰できることが期待されます。
予防
再断裂を防ぐためのポイントは、運動前の柔軟体操で腱をゆっくり伸ばすこと、適正体重の維持、適切なスポーツシューズの着用、痛みを感じたらすぐに休むことです。また、ランニングやハイキングの合間に水泳やウォーキングなどの代替運動を取り入れると、筋肉と腱への負担を分散できます。
