回旋腱板損傷の修復方法

テニスやウエイトトレーニング中に肩に鋭い痛みが走った場合、回旋腱板(ローテーターカフ)の損傷や断裂が考えられます。主な症状は痛みだけでなく、肩の筋力低下や硬直です。軽度の損傷であれば、安静、冷却、鎮痛剤、軽いリハビリで回復できることが多いですが、痛みが強い、または数日経っても改善しない場合は速やかに医師の診察を受けましょう。

治療・リハビリのステップ

  1. 安静にする:医師の指示に従い、肩の使用を最小限に抑えます。重い物を持ち上げる動作や痛みを伴う反復動作は避け、数日から数週間の休養を確保してください。
  2. 冷却:損傷後最初の2日間は氷嚢や冷凍野菜の袋をタオルで包み、15〜20分間を1〜2時間ごとに当てます。炎症があるうちは温熱は使用しないでください。
  3. 温熱療法:炎症が落ち、痛みが和らいだら2〜3日目以降に湿布や温めたタオルで肩を温めます。タオルを8インチ(約20cm)四角に折り、肩に当てたまま腕をゆっくり前後に揺らす運動を1日2〜3回行い、可動域と柔軟性を回復させます。
  4. 鎮痛・抗炎症薬の服用:医師または薬剤師の指示に従い、イブプロフェン、アスピリン、ナプロキセンナトリウムなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を服用し、痛みと腫れを軽減します。
  5. 軽いストレッチ:1日3〜5回、以下のようにやさしく肩を伸ばします。
    ・反対側の手で痛む側の腕を体の前で引き、15〜30秒キープしてからリリース。
    ・椅子の背もたれを両手で掴み、腕を伸ばしたまま前屈し、肩を伸ばす。これも15〜30秒保持して繰り返します。
  6. 医師への相談:症状が改善しない場合は、整形外科医に相談し、適切なストレッチ・筋力強化エクササイズや理学療法を指示してもらいましょう。

適切なセルフケアと専門家の指導により、回旋腱板の回復は十分に期待できます。

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