テニス肘の対処法
テニス肘(外側上顆炎)は、肘の外側から前腕にかけて痛みを感じますが、実際には手や手首の反復動作が原因です。前腕の筋肉と肘をつなぐ腱が過度に使用されると、腱に負荷がかかり、炎症や微小裂傷が起こります。その結果、典型的な痛みが現れます。多くの場合、セルフケアで症状が改善します。
セルフケア
症状が出たらできるだけ早く前腕を冷やします。氷嚢や冷却パック、冷水に浸すなどで腱の炎症を抑え、氷は20分以内にとどめます。
冷却後は弾性包帯で前腕を軽く圧迫し、肘のすぐ下から前腕中部まで巻きます。その後、肘を心臓より高い位置に上げて休ませます。
患部を安静に保ち、芝刈りや塗装、テニスなど負担のかかる動作は避けます。さらに、肘下数センチに装着するテニス肘用ストラップを使用すると、腱への負担を軽減できます。
専門的ケア
セルフケアで改善しない場合は、医師の指示で理学療法を受けます。理学療法士が腱に負担をかける動作を特定し、活動の修正や前腕の筋力強化エクササイズを提案します。
強い痛みが続く場合は、ステロイド系抗炎症薬(コルチコステロイド)を注射や外用薬で使用し、炎症と痛みを抑えます。
他の治療が効果を示さないときは、稀に手術が検討されますが、通常は最終手段です。
