肘の痛みを和らげる治療法
肘の痛みは、瓶のふたを開けるといった日常的な動作さえも困難にします。原因は、滑液包炎、関節炎、捻挫、腱炎など多岐にわたり、ほとんどは肘関節の使いすぎや誤った使い方が背景にあります。以下の基本的な対処法は、炎症を抑え回復を促すのに有効です。
腫れを抑える
滑液包炎や関節炎、腱炎による慢性的な腫れや、捻挫などの急性損傷でも腫れは痛みの大きな要因です。使用後や1日数回、15分間氷で冷やすと血管が収縮し腫れが軽減します。イブプロフェンなどの市販の非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)を服用すれば、炎症を引き起こすプロスタグランジンの産生を抑えられます。
安静にする
患部を十分に休めることは最も重要です。痛みを悪化させる動作を避け、肘に負担がかからないようにすることで、腫れが自然に引き下がり、関節が回復しやすくなります。
ストレッチで柔軟性を高める
肘の痛みは、関節周囲の筋肉が硬く柔軟性が不足していることが原因になることがあります。前腕の屈筋と伸筋を伸ばすストレッチを取り入れましょう。手のひらを下に向け、腕を胸の高さに前方に伸ばします。反対の手で指先を上方向に引き上げ、続いて指先を下方向にできるだけ引き下げます。伸びを感じる程度に止め、痛みを伴うまで行わないようにしてください。
これらの対処法を組み合わせて実践すれば、腫れや痛みの軽減だけでなく、再発予防にもつながります。症状が長引く場合や激しい痛みがある場合は、専門医の診察を受けることをおすすめします。
