足の腱断裂の兆候と症状

足には主に4本の腱があり、アキレス腱、腓骨腱、前脛骨腱、後脛骨腱が足や足首の動きを支えています。これらの腱が炎症(腱炎)や過度の負荷により損傷すると、腱断裂が起こり、さまざまな症状が現れます。

痛み

腱が断裂すると、特に動作時や日常生活でも激しい痛みが生じます。安静時や就寝中も痛みが続くことがあります。対処法としては、過度な運動を控え、イブプロフェンなどの抗炎症薬を使用し、必ず医師の診察を受けることが重要です。医師は自然治癒が期待できるか手術が必要か判断し、回復期間は6〜8週間と説明します。医師の指示に従い、温湿布や冷湿布を使用すると腫れや痛みの軽減に効果的です。

可動域の制限

腱断裂は足や足首の硬直・可動域制限を引き起こします。これは腱炎が進行し、腱が破れる原因の一つです。多くの医師や理学療法士は、患部のセルフマッサージを推奨しています。マッサージは硬直を和らげ、過剰な代償動作を防ぐのに役立ちます。

筋力低下

腓骨腱や後脛骨腱が損傷すると、つま先立ちができなくなるほどの筋力低下が起こります。診察時に医師は患者につま先立ちをさせ、かかとの向きも確認します。正常な足はかかとが内側に向くのが特徴ですが、外側に向いている場合は腱損傷のサインです。

成人後天性偏平足

足の腱が断裂すると、足の土踏まずが低下し、偏平足になることがあります。初期段階ではインソールやオーソティックシューズで改善が期待できますが、進行すると骨を固定する手術が必要になることがあります。術後は1週間で仕事復帰が可能ですが、松葉杖は1〜3か月使用し、完全回復までに最大1年かかることがあります。

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