アキレス腱損傷の症状と予防策
腱は筋肉と骨をつなぐ組織です。足の裏側にあるかかとの骨(踵骨)と、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)を結ぶアキレス腱は、特に太くて強靭ですが、同時に断裂しやすい腱でもあります。アスリートに多く見られるアキレス腱の損傷は、適切な対策と早期治療が重要です。
種類
- アキレス腱炎(腱の炎症) – 脚に痛みと硬さが出ます。
- アキレス腱断裂(いわゆるテニスレッグ) – 腱が裂け、急激な痛みと腫れが生じます。
主な症状
- 突然の「バチッ」という音や、脚後部を蹴られたような衝撃感。
- かかと付近の激しい痛みと腫れ。
- 歩行や走行時に足を伸ばすと痛みが増す。
原因
- 急に負荷の大きい運動を始めたときに腱に過度の緊張がかかる。
- 階段の上り下り、長距離ランニング、急激な方向転換などの動作。
- コルチゾン系ステロイドやシプロフロキサシンなどの薬剤の副作用。
治療法
- 痛み止めや抗炎症薬で症状を緩和し、腫れを抑える。
- 断裂が疑われる場合は、外科手術で腱を再建することが一般的。
- 術後はリハビリテーションで筋力と柔軟性を回復させる。
予防・対策
- 運動前に十分なストレッチとウォームアップで筋肉を柔らかくする。
- 足首やかかとをしっかり支える適切なシューズを選ぶ。
- 急激な負荷を避け、徐々に運動強度を上げる。
