足首捻挫の熱療法

足首の捻挫は、特にアスリートにとって日常的な動作に大きく関わるため、重度の障害となり得ます。適切な戦略で熱療法を行うことで、症状緩和が期待できます。

捻挫の程度

Chris Thompsonらの研究(2003年8月『Journal of Family Practice』)によれば、重度の捻挫では腫れと炎症が強く、熱療法はむしろ悪化させる可能性があります。熱療法は軽度の捻挫に限って使用してください。

使用タイミング

熱は血管を拡張し腫れを助長するため、腫れが引くまで待つ必要があります。一般的には、負傷後少なくとも3日が経過してから使用するのが目安です。

目的

熱は足首の筋肉や腱を緩め、硬直感を和らげます。痛み軽減よりも可動域の改善を目的とし、リハビリやストレッチ前、または朝の「冷えた」状態の足首に使用すると効果的です。

方法

最も手軽なのは、加熱パックやホットパッドを足首に巻く方法です。周囲の筋肉まで温めたい場合は、温浴や足湯を利用してください。温泉やジャグジーでも構いませんが、長時間の使用や過度な高温は避けましょう。

水治療を行う場合は、熱と冷を交互に行うと血管の収縮と拡張を繰り返し、適度な血流を促しつつ腫れを抑制できます。4分間の熱療法の後に1分間の冷却を繰り返し、合計30分以内にとどめてください。

温度

極端に高温または低温の使用は皮膚を損傷する恐れがあります。熱と冷を交互に使用する場合も、どちらも適温(熱は40〜45℃、冷は10〜15℃程度)を守りましょう。

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