靭帯損傷の治療方法は?
靭帯が伸びたりねじれたりして裂けることを靭帯損傷(捻挫)と言います。足首の靭帯損傷が最も多く、治療には「PRICE」法(保護・安静・冷却・圧迫・挙上)が基本です。
保護(Protect)
- 患部をさらに傷めないように固定します。弾性包帯、ACEバンド、スポーツテープ、硬いガーゼなどで関節を固定し、必要に応じてブレースやフットブーツを使用します。足指は巻かず、血流や感覚を確認できるようにします。杖や松葉杖で歩行をサポートし、長さが合っているか調整してください。
安静(Rest)
- 患部に負荷をかけず、長時間の立ち仕事を避けます。靭帯が回復するまでの目安は6〜8週間です。
冷却(Ice)
- 氷嚢や冷却ジェルパックで患部を冷やし、腫れや痛みを軽減します。負傷直後から24〜72時間が効果的です。皮膚に直接氷を当てず、タオル等で間にクッションを入れ、20分冷やし20分休むサイクルを2〜3時間ごとに繰り返します。末梢血管障害や糖尿病など感覚異常がある場合は医師に相談してください。
圧迫(Compression)
- 弾性包帯で患部を適度に圧迫し、腫れを抑えます。締めすぎて指先が痺れたり変色したりしないよう注意し、心臓から遠い部分から心臓側へ巻き上げます。
挙上(Elevation)
- 患部を心臓より高い位置に保ち、血液やリンパの流れを促進します。就寝時は枕を重ねて足を上げ、ベンチやサイドテーブルを利用してサポートします。
