甲状腺疾患の症状と治療法:低下症・亢進症の概要
甲状腺機能低下症(低甲状腺ホルモン症)
主な症状
- 体重増加
- 疲労感
- 寒さに対する感受性の増加
- 記憶力低下・物忘れ
- うつ状態
- 便秘
治療法
血液検査でTSH(甲状腺刺激ホルモン)濃度を測定し、必要な合成ホルモンの投与量を決定します。ホルモン量は年1回の血液検査で定期的にチェックします。
甲状腺機能亢進症(高甲状腺ホルモン症)
主な症状
- 体重減少
- 心拍数の増加(頻脈)
- 多汗
- 手の震え
- 不安感・神経過敏
- 睡眠障害
治療法
放射性ヨード療法、抗甲状腺薬、手術などが用いられます。治療により甲状腺機能が低下し、結果として甲状腺機能低下症になることもあります。
主な原因
- 橋本病:免疫系が甲状腺を攻撃し、甲状腺機能低下症を引き起こす。
- グレーブス病:抗体がTSH受容体を刺激し、米国で最も一般的な甲状腺機能亢進症の原因となる。
甲状腺は首の前部に位置する蝶形の内分泌腺で、代謝を調節するホルモンを分泌します。症状や治療について不安がある場合は、専門医に相談してください。
