脾臓腫瘍の概要と対策
概要
脾臓は左胸部下部の腹部に位置し、リンパ系の一部として免疫機能を担います。マクロファージなどの白血球が多数存在し、血液中の細菌や老廃物を除去し、余分な液体の蓄積を防ぎます。
腫瘍のリスク
脾臓に腫瘍ができると、上記の機能が阻害され、感染症や他の疾患にかかりやすくなります。悪性腫瘍としてはリンパ腫が代表的です。
主な症状
- 急激な体重減少
- 発熱
- 腹部痛
- 無症状の場合もある
診断と検査
超音波検査やCT、MRIで腫瘍の大きさや位置を確認し、必要に応じて生検を行います。
治療法
腫瘍が多数ある場合や悪性が疑われる場合は、脾臓全摘手術(脾摘術)が第一選択となります。手術が困難な場合や術後の再発予防のために化学療法が併用されることがあります。
予後と術後管理
脾摘術後の回復期間は約6週間とされています。脾臓がないと感染防御が低下するため、ワクチン接種や予防的抗生物質の投与が推奨されます。
