間質性膀胱炎と激しい痛み

間質性膀胱炎(Interstitial cystitis、別名:痛みを伴う膀胱症候群)は、膀胱の慢性炎症で、女性に男性の約10倍の頻度で発症します。膀胱に圧迫感や頻尿、時に激しい痛みを伴います。

概要

痛みは膀胱の充満や排尿に伴い変動し、月経時に悪化することがあります。

診断ポイント

重度の痛みは骨盤全体や、女性では膣と肛門の間、男性では陰嚢と肛門の間に広がることがあります。性交時や射精時にも痛みが生じることがあります。

治療法

主な治療薬は経口のペントサン(エルミロン)、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、三環系抗うつ薬です。症状が極端に重い場合は、コードインなどのオピオイド系鎮痛薬が使用されることがあります。

予防・生活指導

原因は不明で予防は難しいですが、食事内容の見直しにより症状が軽減するケースがあります。刺激性の飲料や酸性の食べ物を控えることが推奨されます。

留意点

間質性膀胱炎は尿路感染症や前立腺炎などと誤診されやすく、症状が出てから正確な診断まで平均4年かかります。

尿路障害 - 関連記事