腎臓結石の感染症と対策
症状
- 腎臓結石に伴う感染症の代表的な症状は、背中・股間・腹部の激しい痛みです。痛みは間欠的に現れ、結石が移動するにつれて強くなります。
- 激痛により吐き気や嘔吐を伴うことが多く、血尿も頻繁に見られます。
- 結石に尿路感染が併発すると、発熱や悪寒が出ることがあります。
原因
- 尿中のカルシウムがリン酸やシュウ酸と結合し結石が形成されます。脱水、尿路の閉塞、尿路感染は主なリスク要因です。
- 統計的には白人男性に多く、女性やアフリカ系アメリカ人の発症率は低いとされています。
- 一度結石を経験すると、再発リスクが高まります。
診断
- 症状が軽度でもレントゲン撮影で結石が確認できることがあります。
- 血尿や背部・腹部痛がある場合は、画像診断で結石の位置を特定します。妊婦の場合は放射線を避け、超音波検査が主に用いられます。
- CTスキャンは小さな結石や見つけにくい部位の検出に有効です。
治療
- 小さな結石は水分を多く摂取し自然排出を促すことが基本です。疼痛が強い場合は鎮痛薬が処方されます。
- 大きな結石や出血リスクがある場合は、カルシウム拮抗薬などで排出を助ける薬物療法が行われます。
- 自力で排出できない結石には体外衝撃波結石破砕(リトトリプシー)を実施し、石を小片にして自然排出させます。
- それでも除去できない場合は、皮膚切開や尿管鏡(尿道・膀胱から腎臓へ挿入)による外科的除去が最終手段となります。
予防
- 十分な水分摂取が最も重要です。腎臓結石の既往がある人は、1日あたり約3.3リットルの水分を目指すと良いでしょう(Mayo Clinic 推奨)。
- シュウ酸を多く含むビーツ、カラーレタス、ほうれん草、さつまいも、豆製品などは摂取量を調整します。
- 尿のpH をコントロールする薬剤もあり、結石の種類に応じて医師が処方します。
