義歯(入れ歯)について知っておくべきポイント
入れ歯は、欠損・虫歯・破損した天然歯の代わりに使用されます。欠損歯があると、見た目が老けて見えるだけでなく、残りの歯が移動して咬合が乱れるなどの問題が生じます。入れ歯は天然歯と同様に脆く、チップや破損が起こりやすいことも覚えておきましょう。
入れ歯の種類
- 総入れ歯(フルデンチャー)は取り外し可能で、上顎・下顎全体を覆うプラスチック製のベースに、陶材または樹脂製の人工歯が装着されます。形状・色・サイズは個人の希望に合わせてカスタマイズできます。
- 即入れ歯は、天然歯を抜いた直後に装着する一時的な入れ歯です。抜歯後から本格的な総入れ歯(コンベンショナル)を作製するまでの間に使用します。
- コンベンショナル入れ歯は、最終的に使用する永久的な入れ歯です。平均的な使用期間は約7年で、経年劣化や口腔内の変化に合わせて再調整や再作製が必要です。
- オーバーデンチャーは、少数の残存歯またはインプラントに覆いかぶせる形で装着する入れ歯で、安定性が高く、噛み心地が改善されます。
入れ歯の作製・装着プロセス
総入れ歯を作製するまでの流れは、通常6回程度の診療で完了します。
- 抜歯や必要な外科処置(必要な場合)
- 口腔内の印象採取と顎の位置測定
- 模型作成と人工歯の配置設計
- 試適(トライオン)でフィット感や見た目を確認
- 最終調整と完成入れ歯の受け取り
- 装着後の調整期間(数週間)で、痛みや圧迫感が軽減されます。症状が続く場合は再調整が必要です。
入れ歯の費用
消費者向け歯科ガイドによると、総入れ歯の価格は材料・製作時間・歯科医師の経験などにより、約400ドル(約5万円)から8,000ドル(約100万円)まで幅があります。保険適用や自己負担額、抜歯や外科手術の別途費用が加算される点に留意してください。
